MetaTrader Mail Manager
商品概要

MetaTrader Mail Manager を使用すると MetaTrader 4(以降MT4と言います)および MetaTrader 5(以降MT5と言います) 標準のメール送信機能を強化し、チャート画像を添付してメール送信可能となります。
MetaTrader Mail Manager は、MT4(MT5)のメール送信機能のみを一つのソフトとして独立させたような、そんなアプリケーションです。

更に、MT4(MT5)以外に別のアプリケーションを用意することなく外出先からいつでも自宅のMT4(MT5)のチャート画像を取得できる「チャートリクエスト機能」も搭載!
通常、外出先で自宅のチャートを見ようとしても、VPSのような環境を整えない限り無理ですが、MetaTrader Mail Manager があればスマートフォンのようなメールを送受信できる環境があればいつでも自宅のMT4(MT5)のチャート画像を取得できます。
チャートが見たくなったら設定済みの宛先へメールを出すだけで、すぐにチャートの画像が添付されたメールが送信されてきますので、外出時のチャート監視もバッチリです。
※MT4(MT5)とMetaTrader Mail Managerを起動したままにしておく必要があります。

MetaTrader Mail Manager対応インジケーターが、MetaTrader Mail Manager の機能を使用するためには、MetaTrader Mail Manager 本体を起動し、正しく設定を完了した上で[開始]ボタンが押された状態にしておく必要があります。
あとはMT4(MT5)のチャートに「MetaTrader Mail Manager 対応」のインジケーターをセットし、そのインジケーターの設定のメールモードで「MetaTrader Mail Manager を使用」を選択しておくだけです。
すでに私が公開中のインジケーターも、順次「MetaTrader Mail Manager 対応」の修正をおこない、無償アップデートを進めていきます。
「MetaTrader Mail Manager 対応」インジケーターの一覧につきましてはこちらをご参照ください → MetaTrader Mail Manager 対応インジケーター
※インジケーターが「MetaTrader Mail Manager 対応」であったとしても、MetaTrader Mail Manager 本体をご購入いただかなければ、チャート画像のメール添付機能等、MetaTrader Mail Manager の機能は使用できませんのでご注意ください。

もしあなたが私の公開しているインジケーターをご使用になっていて、メール通知機能を利用していたとします。
外出時などに「メール通知は便利だけど、MT4(MT5)のチャート画像もメールに添付して送ってくれないかな・・・」という不満をお持ちであれば MetaTrader Mail Manager がお役に立てると思います。
また、インジケーターを全くお持ちでなくとも「チャートリクエスト機能」は使用することができますので、外出先からいつでもチャートの状態をチェックすることができます。(同梱する特典インジケーターはMetaTrader Mail Manager に対応しています)
MetaTrader Mail Manager には以下の様な機能があります。

  • MetaTrader Mail Manager対応インジケーターが、チャート画像をメールに添付してメール通知が可能
  • MetaTrader Mail Manager対応インジケーターから、複数の送信先へ同時にメール通知可能
  • セットするインジケーターごとにメールの送信先を変更可能(宛先はインジケーターごとのパラメーターで設定可能)
  • インジケーターのパラメーターで宛先を空欄のままにすれば、あらかじめ MetaTrader Mail Manager に設定しておいた送信先アドレスにメール通知
  • メールを設定した宛先に送信するだけで自宅のMT4(MT5)のチャート画像をいつでも取得可能な「チャートリクエスト機能」も搭載
機能詳細、注意事項

MetaTrader Mail Manager を複数ご購入いただく必要はありません。一度ご購入いただければ、すべての「MetaTrader Mail Manager 対応」インジケーターでご使用になれます。
PCに複数のMT4(MT5)をインストールしてご使用中の方も複数ご購入の必要はなく、設定により問題なく動作します。

チャート画像メール添付機能など、MetaTrader Mail Manager のメール機能を使用するためには、ご使用になるインジケーターが「MetaTrader Mail Manager 対応」である必要があります。通常のインジケーターはMT4(MT5)内蔵のメール機能を使用するように作成されていますが、そのままでは画像添付メールを送信することが出来ません。
そのインジケーターで画像添付メールを送信可能とするためには、MetaTrader Mail Manager に対応するようにソースファイルを修正する必要があります。
対象インジケーターのソースファイル(*.mq4, *.mq5)をお持ちの方は、有料になりますが MetaTrader Mail Manager 対応とするソース修正もお受けしておりますので、ご相談ください。

例えば、2本の移動平均線がクロスしたタイミングでアラートやメール通知を行うことが出来るインジケーターがあったとします。
このソースを修正して「MetaTrader Mail Manager 対応」とした場合、2本の移動平均線がクロスしたタイミングでチャート画像を添付したメールが送信可能となります。

MetaTrader Mail Manager は単独では「チャートリクエスト機能」がご使用になれます。「MetaTrader Mail Manager 対応」のインジケーターと組み合わせて使用すると、そのインジケーターのメール通知機能が強化され、チャート画像を添付した通知メールが可能となります。
※「MetaTrader Mail Manager 対応」インジケーター MTP_MailSend を同梱しています。
画像添付メールを送信するタイミング等は、インジケーターの実装に依存しますので、MetaTrader Mail Manager 本体は一切関知しません。

MetaTrader Mail Manager では、メール送信サーバー(SMTPサーバー)の設定を行う必要があります。(MT4(MT5)のメール設定と同様のものです)
Yahoo!メール、XSERVERで正常に送信可能であることを確認しています。その他のメールサービスでもこれらのメールサービスと同様のメールサーバーであれば問題なく使用可能と思います。(現在Gmailを使用してのメール送受信には対応しておりません)
上記のメールサービスであれば、SMTPサーバー名やSMTPポート番号をマウスクリックで簡単に設定できるようになっていますので、MT4(MT5)のメール設定ができる方であれば簡単に設定可能です。

また、「チャートリクエスト機能」をご使用になる場合はアプリケーションがメールの受信チェックを行う必要がありますのでメール受信サーバー(POPサーバー)の設定が必要になります。
こちらも上記のメールサービスであれば、POPサーバー名やPOPポート番号をマウスクリックで簡単に設定できるようになっています。

「チャートリクエスト機能」使用時は、あらかじめ外出時に参照したいチャートに専用のインジケーター(MTP_ChartRequest)をセットしておきます。複数のMT4(MT5)を同時に起動してご使用の場合にも、すべてのMT4(MT5)のチャート画像を取得できますのでご安心ください。

例えば、以下のように2つのMT4を同時に起動して、それぞれで複数のチャートを開いていたとします。
・MT4(1つ目) – EURUSD H1, EURUSD M15, USDJPY H1, USDJPY M5 の4つのチャート
・MT4(2つ目) – EURUSD M5, EURUSD M30, USDJPY D1, USDJPY H4 の4つのチャート

これら8つのチャートを外出先から取得したい場合は、外出前に8つのチャートそれぞれにインジケーター(MTP_ChartRequest)をセットしておきます。
外出先から設定済みの宛先へメールを送ると、チャート画像が添付されたメールが2通届きます。
1通目には1つ目のMT4のチャート画像4つが添付され、2通目には2つ目のMT4のチャート画像が4つ添付されて届きます。
メールの件名にスペース区切りで必要な通貨ペア名を指定すると、指定された通貨ペアのチャート画像のみを取得することも可能です。
例えば、複数の通貨ペアのチャートを時間足違いで4枚(例えばM5, M15, H1, D1など)開いている場合に、通貨ペアを指定して取得することで、対象通貨ペアのチャート4枚のみをメールで受け取ることも可能です。
MT5に関しても全く同様の機能が使用可能です。

特典

MetaTrader Mail Manager ご購入特典としまして「MetaTrader Mail Manager 対応」インジケーター MTP_MailSend を同梱しています。
MTP_MailSend を使用すると、MetaTrader Mail Manager の機能を利用して、以下のようなタイミングでチャート画像を添付した通知メールを送信することが可能です。

  • 一定時間ごとの通知(例えば1分毎、10分毎、1時間毎など分単位で指定可能)
  • 定刻の通知(例えば毎日12:00と18:00に通知など)
  • 現在のロウソク足のボリュームが一定値以上となった場合の通知
  • ロウソク足開始ごとに通知

例えば、MetaTrader Mail Manager を起動して開始ボタンを押した状態にしておき、EURUSDの15分足、USDJPYの1時間足、EURJPYの10分足のチャートにそれぞれ MTP_MailSend インジケーターをセットし、1時間ごとにメール通知するようにしておけば、1時間おきにそれぞれの通貨ペアのチャート画像が添付された通知メールが3通届きます。(インジケーターごとに別々のメールとなりますので、3通のメールが届きます)

外出中のチャート監視等にお役立てください。

対応OS、およびMetaTraderについて

MetaTrader Mail Manager 本体は Microsoft .NET Framework 2.0 を利用して作成されています。以下のOSに対応しています。
・Microsoft Windows 8/8.1
・Microsoft Windows 10
・Microsoft Windows 11

同梱の特典インジケーターは MT4 Build 1353 以降および MT5 Build 3211 以降に対応しております。

同梱物
・MetaTrader Mail Manager プログラム本体
・MTP_MailSend.ex4(MT4用) および MTP_MailSend.ex5(MT5用)(MetaTrader Mail Manager 対応、特典インジケーター)
・MTP_ChartRequest.ex4(MT4用) および MTP_ChartRequest.ex5(MT5用)(チャートリクエスト機能使用時に必要なインジケーター)
・PDFマニュアル
更新情報

■2022/03/11 アップデート
・MT5にて、同一ティック内にて複数のチャート画像添付メールを送信すると、自身のインジケーターが描画されないことがある問題を修正しました。

■2019/11/15 アップデート
・プログラム起動時に自動的に動作を開始することが可能となりました。

■2017/02/10 アップデート
・MetaTrader 5(MT5)に対応しました。

■2017/02/06 アップデート
・チャートリクエスト機能を追加しました。