MTP_Ichimoku_Alert_MT5
商品概要

このインジケーターはMT5用です。MT4用の MTP_Ichimoku_Alert はこちら => [MT4インジ]アラート、擬似MTF対応一目均衡表インジの決定版!メール通知やWAV再生機能も搭載[MTP_Ichimoku_Alert]

MTP_Ichimoku_Alert_MT5 は MetaTrader 5(以降MT5と言います) で使用できるカスタムインジケーターです。
MT5 Build 3211 以降に対応しております。

別売りの MetaTrader Mail Manager を利用すれば、通知メールにチャート画像を添付することも可能です。
MetaTrader Mail Manager についてはこちら

通常の一目均衡表を改良して、以下のような機能が修正・追加されています。

・MT5標準の一目均衡表は、遅行スパン、先行スパン1,2の表示位置がずれているため修正済み。
・基準線、転換線のゴールデンクロス、またはデッドクロス時にアラート、メール通知、WAV再生、プッシュ通知が可能。
・遅行スパンの陽転、陰転時にアラート、メール通知、WAV再生、プッシュ通知が可能。
・雲の陽転、陰転時にアラート、メール通知、WAV再生、プッシュ通知が可能。
・為替レートの雲上抜け、下抜け時にアラート、メール通知、WAV再生、プッシュ通知が可能。
・先行スパン1と為替レートのクロス、および先行スパン2と為替レートのクロス時にアラート、メール通知、WAV再生、プッシュ通知が可能。
・三役好転、三役逆転時(※1)にアラート、メール通知、WAV再生、プッシュ通知が可能。
・独自の機能として二役好転、二役逆転時(※2)にアラート、メール通知、WAV再生、プッシュ通知が可能。
・パラメーターにより、先行スパン1及び2の表示位置をシフト可能。つまり雲の位置をずらすことが可能。
別売りの MetaTrader Mail Manager を使用すれば、メール通知時にインジケーターをセットしてあるチャートの画像を添付可能
擬似マルチタイムフレーム(MTF)機能を実装し、通常のMTFとは違い過去検証可能な表示。(擬似マルチタイムフレーム機能についての項で詳しくご説明します)

※1 三役好転とは、(1)基準線より転換線が上で、(2)遅行スパンが26本前(TimeFrame=0の場合)の終値レートより上で、(3)為替レートが雲より上、の3つを同時に満たしたタイミングのことを言います。三役逆転はその反対の条件を満たしたタイミングです。
※2 二役好転(逆転)は一般的な用語ではありませんが、三役好転(逆転)の条件のうちの二つを満たしたタイミングと言う意味で使用しています。

機能詳細、注意事項

アラート、メール通知、WAV再生、プッシュ通知機能は「足確定時に判定」か「リアルタイムに判定」のいずれかを選択することが可能です。
「足確定時に判定」で動作させるとローソク足の途中でクロス等が発生しても、その瞬間にはアラート等発生せず、その足が確定したタイミングでクロスしていたらアラートが鳴ります。ですので、足作成中に一旦クロスしたものの、足が確定したタイミングではクロスしなくなっていた場合はアラート等が鳴りません。
「リアルタイムに判定」で動作させるとローソク足の途中でもクロス等が発生したら、その瞬間にアラート等が発生します。この場合、その足が確定したタイミングではクロスしていない状態となることもあることにご注意下さい。また「リアルタイムに判定」で動作させた場合でも、同じローソク足で同一の通知が複数回発生することはありませんのでご注意下さい。

アラート、メール通知、WAV再生、プッシュ通知の機能は、全体で一つの設定項目ではなく、それぞれ別々に設定可能です。
つまり、基準線、転換線のゴールデンクロス、またはデッドクロス時にアラートを鳴らすが遅行スパンの陽転、陰転時にはアラートは鳴らさないと言った設定も可能です。

また、アラート、メール通知、WAV再生、プッシュ通知それぞれの設定も独立しているため、アラートは鳴らさないがメール通知はしたい、と言った設定が可能です。(アラートとWAV再生機能を同時に使用することも可能ですが、アラートの音とWAVの音が同時になるため、正常に音がならない可能性があります。)

二役好転(逆転)時のアラート等の機能は「三役好転(逆転)では反応が遅すぎる」と言う方向けに準備したパラメーターです。必要であればこちらを使用していただくことで早めのエントリー、イグジット等が可能となります。

通常の一目均衡表には無い”Senkou_Shift”パラメーターにより、先行スパン1及び2(つまり雲)の表示位置をずらすことが可能です。これにより、アラート機能付きの擬似MTF対応ス○ンモデルインジケーターとして使用することも可能です。(ス○ンモデルとして使用するにはSenkou_Shiftパラメーターに-25を指定します)

先行スパン1と為替レートのクロス、および先行スパン2と為替レートのクロス時にアラート、メール通知、WAV再生、プッシュ通知が可能です。それぞれアラート等の設定は独立していますので、先行スパン1と為替レートのクロス時のみアラート通知することも可能ですし、先行スパン2と為替レートのクロス時のみ通知することはもちろん、その両方で通知することも可能となっています。

この雲の下限、上限の為替レートタッチ時の通知機能は、当然のことながら”Senkou_Shift”パラメーターにより雲の表示位置をずらした状態でも正常に動作します。
※下の画像は、説明のため雲のみ表示するように設定してあります。

トレンド発生時の押し目買いタイミングや、トレンド転換の参考にされてみてはいかがでしょうか。

擬似マルチタイムフレーム機能について

この一目均衡表インジケーターを特徴付ける機能として、通常のMTFとは違った擬似MTF機能があります。
MTFインジケーターと言うのは、例えば15分足に1時間足のインジケーターの状態を表示することが出来たりするわけですが、その特性上リペイントが起こってしまいます。
つまり、15分足のチャート上で、確定した足のインジケーターの表示が、後から変化してしまいます。
ということは、リアルタイムで見た場合のインジケーター表示状態と、後から見た状態では違うことがあるということです。
これは、過去検証を行う際に非常に大きな問題となることがあります。

その問題を解消したのが擬似MTF機能なのです。
擬似MTF機能と言うのは、通常のMTFインジと同じように例えば15分足に1時間足の状態を表示することが可能です。
ではなぜ”擬似”なのか。ここでは話を簡単にするために移動平均でご説明します。
例えば、5分足の3倍が15分足と考えると、15分足の20移動平均は、5分足の60移動平均と似ていると言えますよね?実際にチャートに表示して比較してみてください。
この考え方から、通常のMTFインジと同様に5分足チャートに1時間足チャートの状態を表示するような事を可能としています。
これが擬似MTF機能なのです。
擬似MTFを使用したインジケーターの表示は、通常のMTFインジの表示と多少異なりますが、非常に近い形となります。

擬似MTFと通常のMTFインジの違い

■メリット
・擬似MTFインジケーターはリペイントしない。つまり確定した足のインジケーターの表示状態は変化しない。
・EAから読み込んで、バックテストでも使用可能。(通常のMTFインジは基本的にバックテスト時には使用できません)
■デメリット
・通常のMTFインジの表示とは多少異なる。
・5分足に日足の状態を表示する場合等は、5分足のデータだけで表示データを計算するため、表示するためには足の本数が通常より多く必要となる。これにより、足切替時やインジケーターをチャートにセットした時により多くの計算を必要とし、チャートが重くなることがある。

擬似MTFに関する追加情報につきましてはこちらの記事をご参照下さい → MTFインジとは違う擬似MTFインジとは?

では、実際に表示を見ていただきましょう。
以下の画像は、通常の一目均衡表を1時間足にセットしたもの(上)と、MTP_Ichimoku_Alert の擬似MTF機能を使用して、15分足に1時間足の一目均衡表の状態を表示したもの(下)です。※15分足は比較しやすいよう、横軸を縮小してあります。

いかがでしょうか?細かな違いはあるものの、ほぼ同じような表示なのではないでしょうか?
リペイントしないというのは大きなアドバンテージと成り得るのではないでしょうか?

もう一つ見ていただきたいと思います。以下は MTP_Ichimoku_Alert インジを同時に2つ使用して、1つは15分足チャートに通常の一目均衡表を表示し、もう一つは擬似MTF機能を使って1時間足の雲のみを表示したものです。

MTF対応の一目均衡表をお探しの方、アラートで様々なタイミングで通知をしてほしいとお考えの方には自信を持っておすすめできるインジケーターに仕上がっています。

同梱物
・MTP_Ichimoku_Alert.ex5 (MT5用インジケーター)
・PDFマニュアル